ここのつです。
今回はよりよいデザインを導くための考え方について、実践している方法をご紹介しようと思います。
DIYに重きを置いてみると、以下のような悩みを感じたことはありませんか?
- 完成したはいいが、なぜか使いにくい…
- 部屋のインテリアになじまない…
- もっとコストを抑えてつくれないかな…
- もっとかっこよく(かわいく)ならないかな…
直接的な解答はご用意できません!速攻性のある解決策をお求めの方には不向きなページになります…
ただ「コストを抑える考え方のコツ」「かっこいいものを考えるコツ」「インテリアに合うものを考えるコツ」、その全てに通ずる思考のプロセスはお伝えできます。
また私たちはこの考え方をDIYのみならず、建築設計、仕事のキャリアのつくりかた、ブログのサービスのあり方やブログの見やすさ、家事の減らし方、読書の吸収力、etc…
何においても実践しています。「成長の思考」そのものとも言えます。
それではご紹介。
デザイン完成までの“サイクル”とは
①知る・観察する→②アイデア・計画→③検証・結果

上の図をご覧ください。これが全てです。
拍子抜けでしたか?どこかで聞いたような内容でしたか?目新しさはないと思います。
ほぼ多くの方が無意識に行ったことのあるステップでしょう。なんの変哲もない行為です。
ただし実直に、かつ意識的に、また何度も行うことが重要です。
意識して繰り返し行うことで、ベストな解決策を効率よく導くことができます。
前の記事にも良い参考例が
たとえばこの記事↓↓↓ コストを抑えるための経済的なデザインのコツです。

何のために書いたか、なぜ経済的なデザインにつながるかというと、
規格寸法を知ることで、無駄のある長さやカタチで計画せずに済み、余計なサイズの材料を買わずに済み、結果としてコストが抑えられるからです。
お金を使って沢山のゴミや端材を出すのは嫌ですよね。
ではどうして規格寸法を知ることに至ったのか、図に当てはめてみると下のようになります。

この例だと当たり前の思考回路のように思いますよね。
そうです。普段人が当たり前にこの思考を用いて物事を解決しています。
ただ客観的にこの思考を知ったことが重要です。
次からはどんなことに対しても自分の方法論として自由に使うことができると思います。
仕事に生かしてみる。家事に生かしてみる。スポーツに生かしてみる。勉強に生かしてみる。
実際のところ、何でもありの万能手法です。今回はわかりやすくDIYの土俵で話を進めましたが。
③で良い結果が出なければ、その結果から①→②→③…とまた反復することで、結果は研ぎ澄まされていきます。
お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
上でご紹介したのは、一般的にデザイン思考やデザインシンキングと呼ばれているものです。
デザイン思考・デザインシンキングとは
「ある課題」の「解決策」を効率よく導く方法論
デザインの仕方・プロセスというのは、すでに「デザイン思考」「デザインシンキング」という呼び名で方法論がいくつも提唱されています。(さも自分が考えたかのように書いていますが笑)
これはデザインそのものではなく、何かのデザインを完成させる際に用いられた「思考」を指します。
この思考が2000年代にビジネスの課題解決の方法に広く取り入れられ活用されました。
ユーザーの視点に立ち、サービスや商品の課題を洗い出し、解決に導いていくための思考法です。
ハッソ・プラットナー(Hasso Platner)氏のデザイン思考「5つのステップ」
よく知られている提唱の一つに、ハッソ・プラットナー(Hasso Platner)氏の「5つのステップ」があります。
①共感→②問題定義→③創造(アイデア)→④試作(プロトタイプ)→⑤テスト→…繰り返し
①共感:ユーザーの行動を観察し、問題点やニーズを探る
②問題定義:本質的な課題を定義する
③創造(アイデア):課題を解決するためのアイデアを考える
④試作(プロトタイプ):アイデアを形にする
⑤テスト:プロトタイプを試してフィードバックを得る
①〜⑤までを繰り返し、「ある課題」に対する「解答」を導き出します。
お察しの通り、わたしがご紹介したプロセスもこのステップを元に考えております。
言葉が少し固いので、より伝わりやすくするために使い慣れた言葉に変え、3ステップに噛み砕いただけです。
プロセスももちろん同じです。
まとめ
以上のように、繰り返し課題・アイデア・検証を行うことでベストなデザインが生み出されていきます。
では冒頭の悩みはどのように解決できるか?
「かっこいいものを考えるコツ」:自分の好みを知る→真似できる部分を見つける→作ってみる
という行為を繰り返すことで、自分好みのかっこよさをブラシュアップできるはずです。
「インテリアに合うものを考えるコツ」:同じような配色やレイアウトの部屋の画像を探す→真似できる部分を見つける→つくってみる
これもやはり真似と実作でブラシュアップできるはずです。
DIYに限らず、ビジネスにも用いられている考え方なので、みなさんの生活の中でも取り入れてみてください。
わたしたちもブログをより良くしていきたいので、みなさんのフィードバックをコメントでいただければ幸いです!わたしたちのブログに対しての③検証・結果になります。笑
それでは!
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